![]() [ M a p ] 博多駅から住吉方面に向かった途中にある代々木ゼミナール福岡校。そこにブタともイヌとも(いやいやウシでしょう)とれるような容姿の黒い石像。それがモードン。なんだかウルトラ怪獣みたいなセンスですが、荒んだ心の受験生に愛嬌たっぷりのその姿は癒される事間違いないでしょう。 |
![]() 背中には俵でしょうか太鼓でしょうか。額には合格の札が貼ってあります。瞳は遠くから見ると愛らしかったのですが近くで見ると鬼気迫るもんがあります。よく見ると右前脚にサインが彫られてますね。 |
![]() お尻はまんまるです。背中の骨が浮き上がっている所がなんとも牛らしい。 |
![]() 作品名はMOHDONと書いて「モードン」。作者は「流 政之」さん。モードンの詩が添えられてました。 『モードンの「詩」 雲をよぶ青春 さびしかれど人生たのし 受験また敗れることなかれ 戦にまよいたるときは むかしより学問のつかいたる 牛神モードンに手をふれ 心のささえとすべし 「UKARUKEINO」モードン 敗れることなし 昭和61年2月 流 政之』 「UKARUKEINO」は広島弁で「受かるけいの」と解釈するようです。併せて「これが”MOHDON”-代々木ゼミナール福岡校ポケットパーク-」という貼り紙がありました。『もーどん 牛といえば、学業の神様。その牛が頭に<合格>のこづちを乗せての、優しく力強い作品。これは、すべて試験にたちむかう人たちのマスコットであり、まもり神です。「彫刻は、触って親しんでもらいたい」という流政之の心が、そのまま乗り移ったような姿は、建物の前を通る人々の心をなごませてくれることでしょう。代々木ゼミナール玄関前のポケットパークが、博多の名所となるのは遅いことではありません。』 ――なるほど。ところで、この黒い彫刻にこのネーミング。前にどこかで見かけたことがあったようなと思ってたら、ありました!追跡No.015「BURUDON」!こちらは犬がモチーフのようですが、作者は流政之氏、制作時期も大体同じくらいですね。MOHDONの方が少しお兄さんかなw |