追跡No.051「球体人間」

海ノ中道海浜公園のワンダーワールド近くにあった、一見、テーマパークという場所に似つかわしくない、何とも奇妙なモニュメントです。


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海ノ中道海浜公園のワンダーワールド近くにあった、一見、テーマパークという場所に似つかわしくない、何とも奇妙なモニュメントです。サイクリング中の子供が「あれなあに?」とベダルを漕ぐ足を止めてみてます。


道路側から見た感じです。

別の角度からです。

正面から見た感じです。

作品名「球体人間」NO.3。作者は石川幸二さん。九州大学大学院芸術工学研究院の先生だったそうですが、今年3月末で定年退職されたそうです。この作品は1991年10月に完成との事。説明文には『プラトン著「饗宴」のアリストパネスの話の中に出て来るアンドロギュノスに触発されて制作したものです。今日の人間の、文明にあぐらをかいた自然に対する傲慢さについて、アイロニカルな表現として制作しました。』とありました。なるほど、海ノ中道海浜公園の広大な敷地を自転車で漕いでいると、自然を感じずにいられないです。世の中がインターネットやスマートフォンを含めたウェアラブル端末などの普及で便利になってますが、その代償として失われたものも多々あったと思います。それに気づかないまま私たちは生活して行ってるんですよね。。自然に対しても人に対しても傲慢にならない様、一人一人が自覚すべきなのかもしれません。

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