![]() [ M a p ] この彫刻の存在は以前からネットで知ってたのですが、最近、西鉄高宮駅を利用するようになって、初めてのご対面となりました。 腰に当てた腕、一つにまとめた髪型、パンツスタイルに踵の低いパンプス。華奢で可憐な女性というよりも、精神的に逞しく凛とした女性の印象を持ちます。隣に座った人に、時には「ほら、しっかりせんね!あんたなら大丈夫やけん!頑張り!」と励ましてくれたり、時には「うんうん、大変やったね。よく頑張ったね。」と慰めてくれたり、そんな妄想を掻き立てられます。 |
![]() この日はあいにくの雨だったので、隣に座って妄想するのはまた次回にしたいと思います。隣に来るとこんな感じです。背中から頭までの曲線が話を聞いている人のようにみえます。表情は唇が少し微笑んでいるように見えて穏やかですが、腰にあてた手の指に結構力が入ってますね。右手の長い指も何か物申したげではあります。まあ、組んだ脚がすでに真剣に人の話を聴く態勢ではありませんので、普段の何気ない会話を想定しているのだと感じました。 |
![]() 後ろ姿はこんな感じ。女性が一番綺麗に見える角度じゃないでしょうか。めっちゃ素敵やん。 |
![]() 作者は朝倉響子さん。1986年の作品です。場所はアミューズ高宮広場にあります。そういえば広場にアミカスという女性の自立促進を応援する事業の大きな事務所があるのですが、そういう意味も込められているのでしょうか? その後の調査でソフィー像は神戸や東京にもあるそうな。。 |